【2022】災害時の電源確保。防災士おすすめのポータブル電源ランキング【蓄電器・発電機】

災害時に必要なものは何でしょうか?

  • 非常食

等などありますが、

今回は電気についてお伝えしたいと思います。

ポータブル電源の用途等

災害時(防災)、停電、アウトドア、車中泊、ドローン撮影、ラジコン、夜釣り、DIY、工務店(現場)、カメラマン撮影、車・バイク・モバイルバッテリー充電など

目次

ポータブル電源の必要性

現代はあらゆる物が電子化されています。停電の際に困った経験はあるのではないでしょうか。大災害時は電気が止まります。東京都の首都直下型地震想定では電力応急復旧日数は7日となっています。災害時にどうやって電力をまかなうか、今までは発電機を利用されてきましたが、ガソリンが必要だったり、取り扱える人が限られていました。しかし、ポータブル電源の普及により、誰でも電源の確保ができるようになりました。

災害時は情報入手が必須です。スマートフォンはその普及により情報の入手手段の1つとして今後ますます重要度が高まると予想されます。そのため、電気は最低限必要になり、ポータブル電源の重要性が増しています。

そこでポータブル電源は何を基準にどれを選べばいいかを防災士の視点からお伝えします。

hyumal(防災士)

ポータブル電源は充電しながら日常的に使うことをおすすめします。いつも自分が使う電力がどれくらい消費するのか把握をすることができるからです。災害時でもこれくらい使えばこれくらい減るという感覚をつかんでおくためにも日常の中で使うことが大切です。

ポータブル電源を選ぶときに抑えておくこと

1.容量はどれくらい必要か

Wh(ワットアワー)とは、何ワットを何時間使えるかということであり、500Whであれば100W(ワット)の消費電力の機器を、約5時間の動作させることができる容量ということです。(電力ロスや温度環境などにより変化はあります)

容量については利用する用途や人数場所によってことなるので、それぞれの目的に応じた容量を選んでください。

ちなみに容量500Whの場合、扇風機(30W)約14時間、車載冷蔵庫(60W)約7時間、スマートフォン(15W)約28回

2.出力が正弦波であること。

一般の家庭に供給されている家庭用コンセントは、交流(AC)電源の正弦波です。なので正弦波のポータブル電源であれば、普段通りに使用することができます。

矩形波、修正正弦波のAC出力では、使用すると機器によっては故障の原因になる可能性があります。

3.規格で安全性が確保されているメーカー製の物を選ぶ

メーカー製、運営会社が日本、保証がきちんとしている、PSE検査の表示がある、他の専門団体からの推奨など

ポータブル電源ランキング

第1位「ENERBOX01(エナーボックス)」

バッテリー容量: 444Wh /120,000mAh

スマートフォン約30回、電気毛布(18W)を約20時間、車用冷蔵庫(45W)を9時間など

AC電源が3つ・USB電源が3つ

AC出力波形:正弦波

一般家電は問題なく使用可能。ただし最大消費電力400W以下の電化製品への給電が対象。比較的消費電力の低いポータブル調理器具、冷蔵庫やテレビなどの白物家電に使用可能。

メーカー:LACITA 株式会社ポスカリテイト

日本ブランド、1年間のメーカー保証、条件付きで最大3年保証、カスタマーサポートも充実、一般社団法人防災安全協会の防災製品等推奨品に登録、リチウムポリマー電池は、国際的に定められた厳格な安全性試験に合格したことを意味するUL認定を取得。バッテリーパックはPSE適合性検査をクリア。

本体のサイズは303mm×134mm×184mmで5kgと大容量でコンパクト。安価で高い安全性と日本ブランド正弦波。AC電源が3つ・USB電源が3つ。累計販売台数35000台。レビュー数、高評価多い。コストパフォーマンス重視型。


第2位「PowerArQ3(パワーアーク)/Smart Tap」

バッテリー容量: 555Wh/150,000mAh

スマートフォン(15W)約31回、電気毛布(18W)を約25時間、車用冷蔵庫(45W)を9.3時間など

AC電源が2つ・USBタイプAが4つ・USBタイプCが1つ、ワイヤレスチャージ

AC出力波形:正弦波

一般家電は問題なく使用可能。通常電力500W、多くの家庭用電化製品への給電が可能。

メーカー:Smart Tap 加島商事株式会社

2年間のメーカー製品保証、日本規格のPSE検査をはじめ、ISO9001、UN38.8など世界基準の様々な安全規格、品質テストに合格、一般社団法人防災安全協会の防災製品等推奨品

2020年の家電批評ベストバイ・オブ・ザ・イヤーにも選ばれたことがあり、機能・性能・使いやすさが実証されている。バッテリー交換システム搭載されており、別売りのバッテリーを購入すれば、複数台ポータブル電源を買う必要がなく経済的で持ち運びにも便利。累計販売台数100000台、レビュー数、高評価も多い。コストはかかるが、容量・機能性・拡張性を重視はこちら。


第3位「 ‎EF900iS/ヤマハ」

定格出力: 0.9kVA [50Hz/60Hz]、900W、連続運転時間 約11.9~4.1時間 、使用燃料:ガソリン、燃料タンク容量2.5リットル

AC電源が2つ・DC電源が1つ

AC出力波形:正弦波 

インバータなので、家庭用電源並みの良質な電気。

メーカー:ヤマハ発電機株式会社

1年間のメーカー製品保証、大手企業のためHPや製品保証やサポート、修理など安心感がある。

燃料にガソリンを使用、大きさは450×240×380mm本体重量12.7kgで持ち運び可能。ワット数も高く、長時間の使用が可能。YAMAHAブランドという圧倒的な安心感屋内で使用できないのと、ガソリンの管理がネックになる。ガソリンを使うシリーズは高出力の電化製品や比較的多くの人を対象とした使用を想定。

まとめ

ポータブル電源は災害時だけでなく、レジャーや仕事などさまざまな用途があります。また、普段使いすることでいざというときにスムーズに使うことができます。使用する場面や人数によって容量も変わります、同じシリーズで容量が大きいポータブル電源もあるので、使用する機器のワット数を確認するとともに、どれくらいの期間(例えば災害発生72時間)を想定するかによって容量を選ぶ必要があります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次